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山の日レポート

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通信員レポート

「鳥海山笙が岳」と麓の散策で山に親しむ

2025.05.25

全国山の日協議会

山形県鶴岡市にお住まいの高橋純人さんからのレポートです

5/17(土)、鶴岡市民健康スポーツクラブ「楽しい山歩き教室」の「鳥海山笙が岳登山」に参加しました。
天気予報は雨模様も、小雨で行けるだろうとスタート。ところが、目的地、笙が岳を目指すも、登り始めて小一時間したところ、暴風🌀のため敢えなく撤退となりました。スタート地点の車道では何でも無いのに、ちょっと上に行くと、ヤバいくらいの風。まあ、これはしょうがないですね‥。山をやっていれば、撤退はよくある話。とは言え、なんか不完全燃焼、残念無念😢
その後は、荒天時プログラムで、秋田県にかほ市にある「元滝」「奈曽の白滝」の見物ツアー。美しい景観に心癒されました。鳥海山の自然、歴史についてちょっとだけお勉強にもなりました。
荒天で登山中止も、山に親しんだ一日となりました。これはこれで良し、かな。

雪が無くなると歩けないコース。小雨の中、カッパを着て軽アイゼンを装着し、さあ、行くぜ!とスタートしたものの…

歩き始めて、40分くらい。この頃には、もう暴風、飛ばされそう。写真では、まったくわかりませんね。眼下には日本海が広がっています。

稜線まで行ったら吹き飛ばされるかも。わらわらと下山しました。

下山すると風は何でもない。振り返ると、登り返したいくらい。

荒天時プログラムで、「元滝」へ。元滝は、鳥海山の固まった溶岩流のヘリから流れ出る伏流水とのこと。10年~20年前に降った雨水らしいです。マイナスイオン(?)の空気がおいしい。

コケの緑が美しい。登山撤退で傷ついた心を癒してくれます。

こちらは「奈曽の白滝」。小滝という集落にありますが、小さな滝ではなくて高さ26メートルの大きな滝です。小滝集落は、鳥海修験道の宿坊だったとのこと。 まさか、修験者がこの滝に打たれることは無かったと思うんだけど…

*****
鶴岡市民健康スポーツクラブの皆さんによる「山に親しむ」活動では、
鳥海山の撤退は残念でしたが麓のすばらしい自然に出会えたそうです。

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