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山の日レポート

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通信員レポート

「春の妖精」に会いに

2022.04.23

山の日通信員
日本山岳会 越後支部
吉田 理一

六万騎山

スプリング・エフェメラルの代表カタクリに会いに群生地「六万騎山」をハイキングして来た。

地元有志による保存会の看板

「春の妖精」の代表とも言えるカタクリ

六万騎山(320.6メートル)は新潟県南魚沼市の麓地区にある里山である。
JR上越線五日町駅から徒歩約35分である。

カタクリ

訪れる人が多い人気の山である

今日も県外ナンバー車も含めて駐車場は満車、一番遠くは大阪ナンバー車。坂戸山と六万騎山は関西でも知られていて、昨年も訪れたとの事。

カタクリの群生地

奥丁字桜

花柄が丁の字のように長いところから名付けられた。
日本海側の多雪地帯に自生。

ヤマザクラの一種

ヤブツバキ

ユキツバキの花は「平開」、ヤブツバキの花は「半筒状」で区別。

雪椿と藪椿の雑種のユキバタツバキもあり、新潟県に多い

「春の妖精」の雰囲気が良く似合うイワウチワ

葉が団扇のような形をしているところから名付けられた。

イワウチワ

イカリソウ

カタクリ・イワウチワ・サクラが終わるとイカリソウが六万騎山の主役になる。

黄色のキバナイカリソウ・白いトキワイカリソウもある

オオヤマザクラ

ソメイヨシノよりピンク色が鮮やか。
この時季カタクリとのコラボの風景を楽しみにしているハイカーも多い。
一周約一時間と手軽なハイキングコースである。

オオヤマザクラ

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