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山の日からのお知らせ

山の日からのお知らせ

EVENT

心に山ありて幸いなり 山岳写真家 白簱史朗展

2023.03.10

全国山の日協議会

会期:2023年4月29日(土)~6月25日(日)

酒田市役所 八幡総合支所さんから山岳写真家 白簱史朗さんの展覧会のお知らせが届きましたのでご紹介します。
八幡(やわた)総合支所は、鳥海山にほど近い場所にあり、この鳥海山による地域活性化や、登山の安全対策などを担っているそうです。
鳥海山や八幡地域ともゆかりの深い、山岳写真家 白簱史朗先生の写真展「心に山ありて幸いなり 山岳写真家・白簱史朗展」。山を愛するみなさまに喜んでいただければ幸いです。

会期:2023年4月29日(土)~6月25日(日)
会場:酒田市美術館(山形県酒田市飯森山3丁目17-95)

PDF:プレスリリース/白籏史朗展


展覧会概要

白簱史朗(1933-2019)は、父が酒田市(旧・八幡町)出身であったことから、鳥海山を「父の山」と呼び、幾度となく足しげく通い多くの写真を撮った本市にゆかりのある山岳写真家です。
父の紹介により1951年に富士山の写真家・岡田紅陽に師事し、カメラ操作から始まり表現方法や写真の現像などのあらゆる技術を習得します。その後、収入の糧としてバレエの舞台写真や経済雑誌のカメラマンの仕事をしていた白簱は、1962年に「山だけを撮る写真家」として独立宣言をし、以後、ヨーロッパ・アルプス、ヒマラヤなどの世界の名峰や、日本アルプス、富士山などの日本の名峰の撮影に挑んでいきました。
白簱は、四季折々に魅せる表情豊かな山の姿の中でもとりわけ、山にかかる「霧」や「雲」を生かした構図で、自分だけの独自の表現方法を追求し、優麗な山の姿を撮影しました。
本展は、没後初となる回顧展として、初期作品から晩年まで、ヨーロッパ・アルプスやヒマラヤなどの世界の名峰、日本アルプスや富士山そして鳥海山などの日本の名峰を中心に約80点を紹介します。

作家プロフィール 白簱史朗(1933-2019)

1933(昭和8)年山梨県大月市(旧・廣里村)に生まれる。岡田紅陽に師事した後、1962年に山岳写真家として独立宣言。1966~84年に渡りアフガニスタン中部ヒンズー・クシュ、インド北部・パンジャブ・ヒマラヤ、ヨーロッパ・アルプス全域、ネパール・ヒマラヤ全域を数度にわたって踏査撮影取材をする。また、アンデス、カナダ、パミール取材するなど、精力的に活動する。また、日本アルプス、富士山など日本各地の名峰へ遠征し、撮影に挑んだ。
生涯にわたって、ヒマラヤを始めとする世界の名峰、また南アルプスや富士山などの日本の名峰の山岳写真を主体に撮影した。四季折々の山の姿を撮影した作品は、数多くの山岳専門誌や写真専門誌で発表され、高い人気を誇った。また、2000年には、キング・アルバート1世記念財団(スイス)より世界初・唯一の功労勲章を授与され、国内外で高い評価を得ている。
主な受賞歴に、日本写真協会賞(1977年)、野口賞(芸術・文化)など。山岳写真の会「白い峰」会長、(特別非営利活動法人)日本高山植物保護協会会長、(財)日本国立公園協会理事、富士学会理事などを歴任した。

写真展の概要

展覧会名  心に山ありて幸いなり 山岳写真家・白簱史朗展
会場    酒田市美術館(山形県酒田市飯森山3丁目17-95)
会期    2023年4月29日(土)~6月25日(日)
休館日   無休
開館時間  午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
料金    一般900円(20名以上の団体は800円)、
      高校生450円(20名以上の団体は400円)、
      中学生以下無料
主催    公益財団法人 さかた文化財団 酒田市美術館
共催    酒田市、酒田市教育委員会
企画協力  一般社団法人 白簱史朗保存会

【写真展についてのお問い合わせ】
酒田市美術館 学芸主任  武内 治子
〒998-0055 山形県酒田市飯森山3丁目17-95
Tel.0234-31-0095
Fax.0234-31-0094

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