小林綾子
AyakoKobayashi

女優

  essay  

1972年8月11日(「山の日」)生まれ、東京都出身。
1983年、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」でヒロインの子 ども時代を好演し、おしんブームを巻き起こす。
その後「渡る世間は鬼ばかり」や「剣客商売」などのドラマのほか、映 画、舞台、バラエティ情報番組など現在も幅広く活躍中。
登山は子供の頃からの趣味で、今でもライフワークとして続けている。

写真提供:カメラマン安友康博氏

『子供たちへのメッセージ2017』    
子供の頃から自然が大好きで、よく秩父の山へ登りに行っていました。
山の緑や土の香り、あの澄んだ美味しい空気を胸いっぱいに吸い込むと、とにかく身も心も弾んで、元気が出てくるのです。
苦しい登りを乗り越えて山頂に到達し、素晴らしい山々の景色を眺められた時の達成感はまた格別でした。
山は、楽しいことも、苦しいことも、また助け合うことも、危険が潜んでいることも、みんな教えてくれます。
大きい山、小さい山、身近な山へどんどん登って、自分なりの楽しみ方を是非見つけてみて下さい。
そして、山で五感をはたらかせ、身体いっぱいに感じてみて下さい。
きっとこれからの人生がより豊かなものとなり、一回りも二回りも自分を大きく成長させてくれることと思います。
さあ、みんなで山へ登りましょう!
2017年 夏 山の日アンバサダー 小林綾子


「山の日」2020 応援メッセージ 8110015
大勢の登山客で賑わっていた去年の「山の日」の谷川岳。
今年は新型コロナ禍ですっかり登山も様変わりしてしまいました。
そしてこの度の豪雨で被災されました皆様には、心よりお見舞い申しあげます。
山は登る度に大きな感動を沢山与えてくれます。
自然に親しみ感謝しながら、密な場所ではマスクの装着をするなど、これからは新しいスタイルで山を楽しみたいですね。
感染予防に気を付けて、来年は元気に「山の日」を迎えられますようこの難局をみんなで
一緒に乗り越えていきましょう。
小林綾子 2020/08/07


山の日アンバサダーエッセイ

小林綾子

山の日に想うこと
 「山の日」が制定されてから丸4年。今年は大分県で第5回「山の日」記念全国大会が予定されていましたが、残念ながらこのコロナ禍で来年へ。山小屋や山頂など、人の集まるところではマスクをつけることが新しい山のスタイルとなり、今までとは全く違った夏を迎えることになりました。私も初めての北海道登山を計画中でしたが、今年はあえなく断念しました。

 予定されていた舞台やドラマなども次々に中止になってしまい、今までこんなにゆっくり過ごしたことはありませんでした。心おきなく登山を楽しめたり、観劇したり、みんなで会食できたりした何気ない日常が、いかにかけがえのない大切なものであったのかを改めて気付かせてくれた貴重な充電期間となりました。

 しばらく山から離れると、とても山が恋しいです。蝉時雨の中、いつも山に想いを馳せながら日々公園を散歩しています。そして、withコロナ時代に突入した今、新しい山行スタイルやマナーを守りながら、私もそろそろ山に帰ってみようかなと思っています。

 新型コロナが終息し、みんなが安心して、一日も早く楽しい山登りができるよう、たくさんの笑顔がまた山に戻ってきますよう心から願っています。

 山に親しむ機会を得て、山の恵みに感謝する、この大切な「山の日」を、来年はみんなで温かく迎えられることを祈って。


(8/10~8/31トップページ掲載)