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山の日コラム

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事務局コラム

四ツ谷だより#08  「国際山岳年プラス20」の シンポジウム開催にむけて準備委員会が発足しました。

2022.04.07

全国山の日協議会

4/1(金) 四ツ谷事務所に関係者が参集

打合せテーブルでは現・元大学教授や博物館学芸員などの学識経験者、全国山の日協議会からは理事長と事務局長、 さらに準備委員会スタッフなど総勢7名が、朝10時から夕刻17時まで、昼食をはさんで7つの課題について話し合いをしました。

四ツ谷事務所に関係者が参集

「国際山岳年プラス20」シンポジウム

開催日 2022年12月10日(土)、11日(日)、12日(月)
開催都市 富山県黒部市
趣旨 世界や日本の山岳地域の自然環境や人々の暮らしの持続的発展の課題を議論し、さらに里地・里山の価値や山小屋の役割、山における災害の予防などの課題について、科学的視点で討論し、この成果を日本だけでなく世界に向けて情報を発信していきます。 このシンポジウムの開催をきっかけとして、毎年12月11日は「国際山の日」であるという 認識へと結びつくことを期待しています。

これまでの歩み1 国連の定めた「国際山岳年」、「国際山の日」

1992年にブラジル・リオデジャネイロで開催された「地球サミット」で、21世紀の地球環境の保全を目指す「アジェンダ21」が採択され、その第13章は山岳地域の環境保全を目指すものでした。この促進をおこなうため、国連は2002年を「国際山岳年」と定め、全世界に「世界の山岳地域の持続的発展」というテーマでの活動を促したのです。これに呼応して日本でも委員会を立ち上げ、東京の国連大学などで、内外の研究者、山岳関係団体、NPOなどの関連する団体や機関に呼びかけてシンポジウムを実施しました。
その内容は、環境保全に留まらず、日本ならではの山との深い関わりを鑑みて「我ら皆、山の民」という言葉で未来へ活動を継続し、山と人のこころを結び、山だけでなく自然環境の大切さを訴える活動を持続していくことを訴えました。
国連は、「国際山岳年」の後も活動の促進を継続していくために、12月11日を「国際山の日」と定め、毎年解決すべきテーマを設定した上で、広く世界的な活動を推進しようと意図しております。

これまでの歩み2。そしてこれから。

「国際山岳年プラス10」シンポジウムそしてプラス20へ
さらに、「国際山岳年」の10年後の2012年6月に、「国際山岳年プラス10」の実行委員会により、日本大学を会場に内外の研究者や山岳関係団体などが一同に会して研究集会を開催し、世界や日本の山岳地域の持続的発展について議論を交わしました。そしてさらに10年。
今年は「国際山岳年プラス20」にあたります。そこで「国際山の日」である12月11日(日)の前日にあたる12月10日(土)を初日に、全国山の日協議会がバックボーンとなり、「国際山岳年プラス20」のシンポジウムを行うことになりました。

4月1日は、エープリルフールではなく!実施に向けて、準備委員会の最初の会合が開催されました。

準備委員会終了後の集合写真

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2021.12.11付け
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国連食糧農業機関(FAO)が定めた国際山の日のロゴ   英語の他に、アラビア語、中国語、フランス語、ロシア語、スペイン語のロゴがある。

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