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山の日からのお知らせ

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EVENT

国際山の日2026シンポジウム in みやぎ 講演に陶山佳久氏をお迎えします

2026.10.19

全国山の日協議会

公益財団法人全国山の日協議会では、2026年12月6日(日)、宮城県栗原市において「国際山の日2026シンポジウム in みやぎ」を開催します。

本シンポジウムでは、「生物多様性」をメインテーマに掲げ、山や森が育む自然の恵みと、人との関わりについて、多様な視点から考えます。

東北大学大学院農学研究科教授・陶山佳久氏をお迎えします

講演には、森林分子生態学・保全遺伝学を専門とされる東北大学大学院農学研究科教授・陶山佳久氏をお迎えし、「遺伝的地域性がもたらす新たな価値」をテーマにご講演いただきます。

陶山佳久氏(右)

陶山氏は、最新のDNA分析技術を活用し、森林の遺伝的多様性や「遺伝的地域性」を明らかにする研究を長年にわたり牽引されてきました。その成果は、最新著書『分子生態学調査法-個体・親子識別,集団遺伝,系統解析-』(共立出版)などにもまとめられています。また、FM仙台の環境番組「Forever Green Project」のオブザーバーを長年務められるなど、研究成果を広く社会へ発信するとともに、地域の森林資源や林産物の新たな価値創出にも取り組まれています。

2026年7月には、共同研究グループとともに、世界自然遺産・屋久島の高標高域にある登山道沿いから、新種の「ヤエダケオトギリ」などを発見したことを発表されました。外見だけでは見分けることが難しい植物も、DNA解析によって進化の歴史をたどることで、まったく異なる系統であることが明らかになったのです。年間1万人以上が訪れる登山道のすぐそばにも、これまで誰も気づかなかった新たな生物多様性が息づいていたという発見は、「山には、まだ解き明かされていない生命の物語が数多く残されている」ことを私たちに教えてくれます。



陶山氏は、研究や現地調査のため全国各地の山岳地域でフィールドワークを重ねてこられ、宮城県金華山にも足を運ばれています。
また、今回の開催地にほど近く、豊かなブナ林が広がる栗駒山を「大好きな山の一つ」と語られており、宮城の山々にも深い親しみを寄せておられます。
地域ごとに受け継がれてきた遺伝資源は、その土地ならではの自然の歴史そのものです。気候変動や生物多様性の損失が世界共通の課題となる今、それらを理解し、未来へつないでいくことは、持続可能な地域づくりにもつながります。
最先端の科学が明らかにする「見えない生物多様性」の世界と、地域に息づく豊かな自然の価値。その両方を学ぶことのできる貴重な機会となるでしょう。

金華山でのフィールドワーク 写真提供:むらかみみちこ

国際山の日2026シンポジウム in みやぎ

「国際山の日2026シンポジウム in みやぎ」が、山の未来、そして私たちの暮らしとのつながりを見つめ直すきっかけとなれば幸いです。

詳細なプログラムや参加申込方法につきましては、本ホームページ等で順次ご案内いたします。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。



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