山の日レポート
第10回山の日岐阜
第10回「山の日」記念全国大会 岐阜in飛騨高山 記念式典 実行委員会名誉顧問・全国山の日協議会会長 谷垣禎一 祝辞(ビデオメッセージ)
2026.08.15
皆様、おはようございます。全国山の日協議会の会長を務めます谷垣禎一でございます。
本日、ここ岐阜県において、第10回「山の日」記念全国大会が盛大に開催されますことを、心よりお祝いを申し上げます。また、ご臨席の皆様をはじめ、本大会の開催にご尽力いただきました岐阜県、高山市、関係自治体、関係団体並びに多くの皆様に、深く敬意と感謝を申し上げます。
全国山の日協議会会長 谷垣禎一 祝辞(ビデオメッセージ)
我が国は国土の約7割を山地が占める世界有数の山国です。私たちの暮らしは、山々に降る雨が育む豊かな森林と清らかな水に支えられています。また、山は自然の恵みをもたらすだけでなく、地域の歴史や文化、信仰を育み、人々の心に安らぎと活力を与えてきました。「山の日」は、こうした山の恩恵に感謝し、山に親しむ機会を得ることを目的として、2016年に国民の祝日として施行されました。
2016年8月11日、長野県松本市上高地において第1回「山の日」記念全国大会が開催されて以来、この10年間、全国各地で開催された「山の日」全国大会を通じて、私たちは山の魅力や価値を広く発信するとともに、自然環境の保全、安全登山の推進、山村地域の振興、次世代への継承など、多くの課題に取り組んでまいりました。
ここ岐阜県高山市は、槍ヶ岳や穂高連峰をはじめとする日本を代表する山々を擁し、古くから人々が山とともに生き、豊かな山岳文化を育んできた地です。また、山々に育まれた水は長良川、木曽川、飛騨川となって飛騨と美濃を結び、多くの人々の暮らしを支えています。
私たちは改めて、山がもたらす恵みの大きさと、その恩恵を未来へ引き継ぐ責任の重さを心に刻まなければなりません。気候変動や自然災害、生物多様性の保全、担い手不足など、山を取り巻く環境は大きく変化しています。とりわけ近年は、気候変動の影響もあり自然災害が激甚化しています。
山に親しむことを通じて、次代を担う若い世代が自然を正しく理解し、自然と共生する力を育んでいくことも、「山の日」の大切な意義の一つであると考えています。
本大会が、山の恵みに感謝する心を改めて共有し、全国各地で山に関わる人々の新たな連携と行動につながることを願っております。そして、誰もが山と自然に親しみ、その価値と魅力を分かち合う社会の実現に向けた歩みが、「山の日」のみならず一年を通じて育まれ、次の世代へと着実に受け継がれていくことを期待申し上げます。
結びに、本大会のご成功と、ご参会の皆様のご健勝、ご活躍を祈念申し上げ、祝辞といたします。
RELATED
関連記事など