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山の日レポート

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通信員レポート

次なる東北を支える勇気と元気を

2023.08.01

全国山の日協議会

東北の高校生の富士登山に同行して  久保田賢次

7 月 25 日(火)~27 日(木)、「東北の高校生の富士登山 2023  登ろう! 日本一の富士山へ」(主催 一般社団法人田部井淳子基金)という催しが行われました。
この催しは今回で11回目。目的は「日本一高い富士山に登り、次なる東北を支える新たな勇気と元気を山から得てもらう」というもの。
東日本大震災の直後、故・田部井淳子さんらが、被災地の高校生たちを招いて2012年から続けてきたもので、コロナ禍での中止を経て、現在はご子息の田部井進也さんらが運営しています。
私も第二回目から帯同させて頂く機会を得て、この夏も高校生たちと一緒に富士山登頂の感動を味合わせてもらいました。

26人の高校生が富士山の頂に

今回は宮城県と福島県から26人の高校生が参加。25日早朝に仙台、郡山を経て向かう貸し切りバスで山麓の水が塚に集合。この日は富士宮ルート六合目の雲海荘、宝永山荘に宿泊しました。
翌 26 日はいよいよ登頂日。山麓の街の夜景も煌びやかな午前3時過ぎ、星空を仰ぎ見ながら出発。流れ星を見つけたりしながらヘッドランプを使って歩き、夜明けを迎えて茜色に染まる空に感動。影富士にも歓声が上がります。

夜明けを迎えて茜色に染まる空に感動

この日は天候や展望にも恵まれ、終始周囲の風景を堪能することもでき、伊豆半島や大島、駿河湾の海岸線なども鮮やかに見渡せました。

応援登山の皆さんの声援に迎えられて

21人のスタッフのサポートを受けて着実に高度を上げ、午前10時、応援登山で駆けつけてくれた方々の声援を受けて、全員が頂きに立つことができました。

全員そろって頂上で記念写真

下山は御殿場ルート、宝永山を経由するプリンスルートを辿って出発地点の六合目の小屋へ。最終日の27日は、富士山本宮浅間大社参拝し、温泉に立ち寄って帰途につきました。

下山は宝永山経由のルートで

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