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山の日レポート
通信員レポート
高原山開き2024、そして高原山頂サミットが開催されました！
2024.05.29
新緑が目に染みる季節、
多くの山々で山開きの行事が行われていますね。
栃木県の高原山では毎年第４の日曜日に山開き行事が開催されています。
一旦は中断されたこの山開き行事ですが、
関係者のご尽力により復活し、
今年は5月26日（日）に、
復活後の念願ととされた高原山の麓の自治体、
塩谷町、日光市、矢板市、那須塩原市の皆さんが参集され、
新たな歴史が刻まれた記念すべき催事となり、
盛大に開催されました。
塩谷コースの開会式は早朝6時半から
高原山は標高1795m（釈迦ヶ岳）、
栃木県の塩谷町と日光市の境にあり、
その麓の矢板市をはじめ、那須塩原市、喜連川町（現在はさくら市）などの県北部から雄大な山容を眺めることができます。
これら市町の多くの小学校の校歌にも唱われている郷土の山として知られています。
塩谷コースの登山口は牧場の中
今年は、早朝から塩谷コース（塩谷町）、藤原コース（日光市）、矢板コース（矢板市）のそれぞれの登山口から、一般の登山者を含め100名を超える登山者が山頂を目指しました。
昨年は、登山道にヤマツツジ（朱色）、シロヤシロ（別名ゴヨウツツジ）、ミツバツツジ（薄紫色）が最盛期を迎えていましたが、今年は多くの株ですでに散ってしまっていました。
また昨年は好天に恵まれ、遠くに男体山、さらにはまだ雪を纏った会津駒ケ岳も遠望できましたが、今年は霧が掛かってしまい遠望は叶いませんでした。
ミツバツツジ 昨年に比べ今年は開花が早かったようです
標高1600ｍオーバーでは霧に包まれ、白樺林が幻想的に
霧の中から突然山頂が現れました
山頂では11時30分から「高原山頂サミット」が開かれ、
高原山を愛する会の市川さんの進行で、
主催者の高原山を愛する会の会長を務める塩谷町の見形町長、
矢板市の森島市町、
日光市の粉川市長、
そして那須塩原市の渡辺市長、
さらに日光森林管理署の中村署長、塩那森林管理署の伊藤署長らからご挨拶をいただき、参加者の皆さんとともに今シーズンの幕開けを祝い、山の安全を願い、
続いて、全国山の日協議会の梶理事長によって「高原山宣言」が読み上げられました。
左から矢板市の森島市長、那須塩原市の渡辺市長、日光市の粉川市長、塩谷町の見形町長、 そして矢板市のご当地キャラのともなりくん
こうしてこの高原山を愛してやまない人たちによって、これからも高原山が美しくあり続け、そして郷土の山として幾世代に渡って愛され続けることを願います。
セレモニー参加者、そして一般の登山者の皆さんと「山の日」のバナーを広げて記念写真
今回の高原山頂サミットでは、当会のオフィシャルパートナーの味の素株式会社さんから、参加者の皆さんにアミノ酸サプリメント「アミノバイタル」が配布されました。
アミノ酸はタンパク質のもとになる栄養素。
アミノバイタルは消化吸収が早く、運動により疲労した筋肉をクイックにリカバーしてくれるので、登山の行動食に最適です。
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