山の日からのお知らせ
INFO
国際連合FAO「Mountain Partnership」への加盟承認について
2025.04.30
このたび、全国山の日協議会は、国際連合食糧農業機関(FAO)が推進する「Mountain Partnership(マウンテン・パートナーシップ)」への加盟が正式に承認されました(注1)ので、ご報告申し上げます。
本加盟(注2)により、全国山の日協議会は、日本における山地地域の自然、社会、文化に関わる活動を、国際社会に向けて積極的に発信していくとともに、世界各地の山岳地域で活動する団体・機関との連携を深め、国連が掲げる「山地地域の持続可能な発展(Sustainable Mountain Development)」の実現に貢献してまいります。
これもひとえに、これまで「山の日」の理念にご賛同いただき、支えてくださった皆さまのご理解とご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。
今後とも、国内外の多様なパートナーと力を合わせ、「山の未来」を切り拓いてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年4月
理事長 梶 正彦
(注1:先方より2025年4月22日付レター受領)
(注2:2025年4月28日現在 Mountain Partnershipに登録されている団体は当会他2つの機関、団体があります
United Nations University (UNU)
General Incorporated Association Hokkaido Intellect Tank (HIT)
Mountain Partnershipの公式ウェブサイト. (取得日: 2025年4月28日) https://www.fao.org/mountain-partnership/en/より)
「国際山岳年(International Year of Mountains)」は、1992年のリオデジャネイロ地球サミットで提唱され、2002年に国際連合によって正式に定められました。国連決議では、持続可能な山岳地域の発展の重要性に対する認識を高めるため、世界各地でのイベントや活動の実施が呼びかけられています。
日本では2002年に「国際山岳年シンポジウム」が開催され、その場で「日本にも山をたたえる祝日を」という提言がなされました。さらに、2012年の「国際山岳年プラス10」では、祝日「山の日」創設への宣言が出され、2016年に国民の祝日「山の日」が実現しました。このような経緯から、「山の日」と「国際山岳年」は深い関係を持っています。
全国山の日協議会では、2022年に「国際山岳年プラス20」記念シンポジウムを富山県黒部市で開催しました。
今後は、国際山岳年や国際山岳デー(12月11日)を軸とした、国際的な山岳保全と啓発の推進活動にも積極的に取り組んでまいります。
RELATED
関連記事など