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山の日レポート

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通信員レポート

『常念を見よ』①

2021.12.27

全国山の日協議会

TM山ニュース#2 

名古屋大学名誉教授で人文地理学専攻の溝口常俊さんに綴っていただきました。

▲▲▲
TM山ニュースの#2は、続深田久弥ネタで、舞台は松本です。
松本には1999年から毎年国の重要文化財である馬場家を訪ね、近世の宗門改帳をはじめとする文書整理を行っています。馬場家は松本市南部の丘陵地にあり、そこから北アルプスの美しい峰々が眺められます。
馬場家の紹介も兼ねて山の景色を楽しんでいただければと思います。
以下、高畑ニュース#357(馬場家訪問)2007.12.4からの抜粋です。

松本城を守る常念岳

重要文化財「馬場家住宅-やまふところの古屋敷」

ここで重要文化財としての「馬場家住宅-やまふところの古屋敷」を写真紹介しておきたい。
馬場家は、江戸時代には広大な田畑を持ち、農業を営み、藩主(諏訪高島藩)と親密な関係をもつ特別な地位にあった。
「古屋敷」は屋号。写真1は馬場家全景。

写真1 馬場家全景(西南から)

主屋

棟の正面に「雀おどし」と呼ばれる棟飾りを付けた、長野県西南部に分布する本棟造(ほんむねつくり)とよばれる民家の典型的な様式(写真2)。

写真2 正門からみた本棟造りの主屋  

中に入ると、床の間にご先祖筋にあたる馬場美濃の守を含む武田二十四将の掛軸がある(写真3)。

写真3 武田二十四将の掛軸

天井には傘立て(写真4)、居間のあかり取り(写真5)があり、すかし彫りの欄間(写真6)を出て、廊下にでると、カーブ天井(写真7)があった。

※『常念を見よ』②に続く

写真4 天井の傘立て 

写真5 居間のあかり取り

写真6 すかし彫りの欄間

写真7 廊下のカーブ天井

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