山の日レポート
山の日 FUKUI 2025 記念式典
第9回「山の日」全国大会FUKUI2025 記念式典 水上実喜夫市長 歓迎挨拶
2025.08.18
2025年8月11日(祝) 第9回「山の日」全国大会FUKUI2025 記念式典
水上 実喜夫様 (大会実行委員会副会長、勝山市長) 歓迎挨拶
おはようございます。
ご紹介いただきました、勝山市長の水上と申します。
第9回「山の日」全国大会が、ここ福井県で開催されることは無上の喜びであります。実行委員会副会長の1人として、また開催地でもあります勝山市の代表して、心より歓迎申し上げます。
勝山市長 水上 実喜夫 様
勝山市は、この大野市と永平寺町との間にあります、人口2万人の町でございますが、私どもは、だいたい市域の8割が山に、囲まれております。
霊峰白山の麓でございますが、岐阜県、福井県、そして石川県、富山県にまたがる両白山地の、その大日国境沿いに町並みがございます。
この両白山地のエリアは、そのまま白山国立公園のエリアでもあり、恐竜化石が多数発掘される、そういった地層のエリアでもあります。
こういった中で、私ども、白山平泉寺におきましては、先日33年に一度の御開帳に多くの方にお訪れていただきました。白山平泉寺は、白山に至る越前禅定道の入り口として717年に開かれ、今日まで多くの方々の信仰を集めてまいりました。
この平泉寺から白山に至る道沿いにある、法恩寺山、こちら法恩寺山は、私ども、本日の「山の日」全国大会の会場の1つにもなっておりますスキージャム勝山のエリアでもあります。
スキージャム勝山、西日本最大級のスキー場として、毎年多くのお客様においでになっていただいてますが、まさに私ども勝山市は平泉寺、そしてこのスキージャム、山の恵みで成り立ってる町でもあります。
どうか、今日はこの、会場の後、開会式の後は、勝山会場、スキージャム勝山にも足をお運びいただきたいと思います。
それから勝山市は、全国の8割の恐竜化石を発掘する恐竜の町でもあります。
福井県立恐竜博物館には、年間126万人のお客様においでになり、今年の春には、永平寺町キャンパスで福井県立大学恐竜学部がオープン。来春からは勝山キャンパスで多くの子どもたちが恐竜について学ぶ、そういった準備を進めています。
この恐竜博物館、そして恐竜学部が建設される長尾山総合公園は、美しい里山として、多くの貴重な動植物が暮らす自然の里山でもあります。
この里山の魅力も、どうか今日は満喫していただけたらと思っております。
本大会では、自然体験、地元の文化に触れるプログラムなど、多彩な催しが予定されております。それぞれの場で山に関する思いや知識を共有し、未来へとつなげる一歩となることを願っています。
次世代を担う若い世代にとって、山との関わりを深めるきっかけとなることを心から期待しています。
今回の大会開催に、皆様の熱意とご尽力があってこそ、このように盛大に実現しました。
開催に向けご協力くださいました関係機関の皆様、そして遠方よりお越しいただきました皆様に深く感謝を申し上げ、歓迎の言葉といたします。本日は誠にありがとうございます。
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